今回は多頭式刺繍機の話です。
多頭式刺繍機とは、一度にたくさん刺繍することができるミシンのことです。
(多頭式刺繍ミシンは、2〜30頭まであります)
このミシンは、昔、通称"ジャガード"と呼ばれていました。
これはデータの読み取り方が、
いわゆる"ジャガード織機※"と同様なため、こう呼ばれていました。
※パンチカードを利用しており、パンチカードの1列の穴が横糸および経糸1本に対応する。
これは、その後、計算機などに応用されました。
今思えばさ先にお話ししたパンチングマシンにも勝るとも劣らない、
恐ろしくクラッシックなもの何ですが、
当時は多頭式刺繍機自体が非常に珍しく、新聞に掲載される程でした。
次回詳しくご紹介します。
三好